「おわび」も謝罪と一線画す=旧統一教会・田中会長

「謝罪という言葉は、被害者が特定されて初めて使われる」。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の田中富広会長は7日の記者会見で、「心からのおわび」を口にしながら、「被害者」という言葉を使わず、「謝罪」とも一線を画した。
「国と国民を巻き込んでの事態に至ったことを深く反省し、私たちの不足さゆえに心を痛めている皆さま、つらい思いをしてこられた(宗教)2世の皆さま、国民の皆さまに心からおわびする」
午後2時から教団本部で始まった会見の冒頭、田中会長はこう述べた後、勅使河原秀行・教会改革推進本部長と共に約10秒間、頭を下げた。
しかし、質疑応答で被害者に対する謝罪かどうかを問われると、財産保全に関する国会での議論に関し、「被害者も被害金額も不明確だ」と指摘。「信仰しないことを通して返金要求したら即、被害かという結論は距離があり過ぎる。献金返済請求全てが被害だということは受け入れ難い」とも述べた。
[時事通信社]

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