2023-10-24 15:08スポーツ

名城大、7連覇なるか=増渕主将「強さ見せたい」―全日本大学女子駅伝

全日本大学女子駅伝対校選手権に向けて練習に励む名城大の選手=11日、名古屋市
全日本大学女子駅伝対校選手権に向けて練習に励む名城大の選手=11日、名古屋市

 全日本大学女子駅伝対校選手権は29日、弘進ゴムアスリートパーク仙台発着の6区間38キロのコースで行われる。7連覇が懸かる名城大の主将、増渕祐香(4年)は「プレッシャーも楽しみつつ達成したい」と意気込む。
 山本有真(積水化学)と小林成美(三井住友海上)の二枚看板を擁した昨年は、圧勝で史上初の6連覇を遂げた。2人が卒業した今年は飛び抜けた選手がおらず、米田勝朗監督は「厳しい年」と話す。春先には主力の米沢奈々香(2年)と増渕が負傷離脱。監督によると「みんなが無難に練習を流している」時期もあり、トラックシーズン序盤は各自が思うような結果を残せなかった。
 夏の2度の合宿を経て調子は上向いた。インターハイ出場歴のない力丸楓(1年)が急成長してメンバー候補になるなど、チームに刺激も加わった。増渕は「弱体化したという声もあると思うが、自分たちは強いんだというところを見せたい」と自信をのぞかせる。
 負傷明けの米沢の状態は気がかりだが、昨年のメンバーだった谷本七星(3年)らは健在。米田監督は「平均的に走れる選手はそろっている。調子を見極めながら区間配置する」。日体大や留学生のいる大東大をライバルとみており、監督は「際どい勝負になると思う。ここを乗り越えられれば、もっと強いチームに成長できる」と力強く語った。 
[時事通信社]

全日本大学女子駅伝対校選手権に向けて意気込みを語る名城大の米田勝朗監督=11日、名古屋市
全日本大学女子駅伝対校選手権に向けて意気込みを語る名城大の米田勝朗監督=11日、名古屋市

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