2023-10-20 12:46政治

第212臨時国会が召集=経済対策で論戦

 第212臨時国会が20日、召集された。岸田文雄首相は物価高対策を講じつつ賃上げの流れを定着させるため、近くまとめる経済対策の裏付けとなる2023年度補正予算案の成立を目指す。野党は政府の経済対策の実効性をただし、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題や閣僚の「政治とカネ」の問題を追及する方針だ。
 会期は12月13日までの55日間で、第2次岸田再改造内閣発足後初めての本格的な与野党論戦となる。22日には与野党一騎打ちの衆参2補選が投開票されるほか、会期内の衆院解散の観測もくすぶり、論戦は熱を帯びそうだ。
 首相は20日午前、首相官邸で記者団に「与野党と活発に議論を深めることを通じ、岸田政権がどう変化をチャンスに変え、そのチャンスを力に変えようとしているのか、国民に丁寧に説明していく」と述べた。
 立憲民主党の泉健太代表は党会合で「経済対策も遅れ、国会の開会も遅れた。そのこと自体が国難だ」と指摘。「国民の思い、苦しみ、痛みを国会で(政権側に)ぶつけたい」と語った。
 衆院は同日昼の本会議で、細田博之衆院議長の辞任を許可し、後任に自民党出身の額賀福志郎元財務相を選出した。午後には天皇陛下を参院本会議場にお迎えして開会式が行われる。この後、額賀氏は国会内で記者会見に臨む。
 首相の所信表明演説は23日に衆参両院本会議で実施。同演説に対する各党代表質問は24~26日に行われる。 
[時事通信社]

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