2023-10-13 08:50国際

初動の不手際認める=死者2800人超に―イスラエル軍トップ

 【カイロ時事】イスラエル軍のハレビ参謀総長は12日、テレビカメラを前に声明を読み上げ、「われわれは7日朝、(パレスチナ自治区)ガザ周辺で(イスラム組織のハマスの侵入に)対処できなかった」と初動での不手際を認めた。ハマスによる大規模攻撃後、軍制服組トップが公の場で発言するのは初めて。イスラエル軍はハマスとの戦闘が始まって6日目となる12日もガザに激しい空爆を加え、双方の死者は2800人を超えた。
 地元メディアでは、ハレビ氏や軍幹部らがハマスの攻撃の数時間前、警告や異常の報告を受けて電話会議で対応を協議したが、すぐに行動を起こさなかったと報じられていた。だが、ハレビ氏は「そのような警告はなかった」と主張。その上で「われわれは(今回の失敗を)調査し教訓にするだろうが、今は戦争の時だ。ハマスを攻撃し、解体する」と強調した。
 軍事衝突ではこれまでに、少なくともイスラエル側で1300人、パレスチナ側で1500人が死亡した。ガザの保健省は、犠牲者の中に子供約500人が含まれていると発表した。 
[時事通信社]

最新動画

最新ニュース

写真特集