2023-10-12 21:49国際

米国務長官、イスラエルへの支持表明=ネタニヤフ首相と会談

 【カイロ時事】ブリンケン米国務長官は12日、イスラム組織ハマスとの戦闘を続けるイスラエルを訪れ、ネタニヤフ首相と会談した。会談後の記者発表で「われわれはいつもあなたの側にいる」と述べ、イスラエルを支持する姿勢を改めて鮮明にした。
 ブリンケン氏は「イスラエルは自国を守り、再び(ハマスの襲撃が)起きないようにする義務と権利がある」と強調。防空システム補強に向けた米国からの軍事支援物資が既にイスラエルに到着し、「さらに来る」と説明した。
 イスラエルはハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザへの地上作戦の準備を進めている。ネタニヤフ氏は、過激派組織「イスラム国」(IS)と同様、「ハマスも壊滅させる」と記者団に宣言。「この先は困難な日々になるが、文明の力が勝つことは疑いない」と自信を示した。
 会談では、ハマスに拉致され「人質」となった米国人の奪還のほか、イスラエル軍の地上部隊投入を控え、ガザの民間人が退避するための人道回廊についても協議したとみられる。
 ブリンケン氏は、民間人の被害を回避する「あらゆる可能な予防措置を取ることが重要だ」と呼び掛けるとともに、襲撃による米国人の死者が25人になったと述べた。ブリンケン氏は11日、エジプトも交えて人道回廊の設置に向けて議論していると明らかにしていた。
 パレスチナ解放機構(PLO)のシェイフ事務局長によると、ブリンケン氏は13日にアッバス自治政府議長と会談する。 
[時事通信社]

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