原監督、今季限りで退任=後任は阿部ヘッドコーチ―プロ野球・巨人

プロ野球巨人の原辰徳監督(65)が今季限りで退任し、阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチ(44)が後任に就くことが4日、分かった。原監督は今季が3年契約の2年目だが、成績不振の責任を取る。
巨人はここまで70勝70敗2分け。すでにセ・リーグ4位が確定し、3年連続で優勝を逃した。2年連続のBクラスは球団で2度目、同一監督では初めて。昨季に続き投手陣が安定せず、チーム打率はリーグ最高ながら得点力が不足。5連勝以上は2度のみと、勢いに欠けた。
原監督は3度目の就任となった2019年からリーグを連覇。計17年間で、9度のリーグ優勝と3度の日本一を達成。監督通算1290勝はプロ野球歴代9位で球団最多。09年にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督として世界一に導いた。(記録は3日時点)。
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◇原監督の略歴
原 辰徳(はら・たつのり)神奈川・東海大相模高から東海大を経て、81年にドラフト1位で巨人入り。同年新人王、83年に最優秀選手と打点王。95年に引退し、通算1697試合で打率2割7分9厘、382本塁打、1093打点。巨人で02~03年、06~15年に監督を務め、19年から3度目の指揮。通算17季でリーグ優勝9度、日本一3度。09年WBCで日本代表を率いて世界一。18年に野球殿堂入り。65歳。神奈川県出身。
[時事通信社]

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