大統領選運動開始=7割が現職ブケレ氏支持―エルサルバドル
【サンパウロ時事】中米エルサルバドルで3日、来年2月4日に投開票が行われる大統領選の選挙運動が正式に始まった。憲法が連続再選を禁止しているにもかかわらず、司法による「合法」判断を得てブケレ大統領(42)が立候補。治安改善の実績などをてこに7割近い支持を集めており、事実上の信任投票となりそうだ。
8月にフランシスコ・ガビディア大学の研究機関が行った世論調査によると、ブケレ氏の支持率は68.4%と圧倒的で、2位以下を大きく引き離した。同国はかつて犯罪組織の抗争激化により殺人事件が多発し、治安が「世界最悪」と呼ばれる状況に陥った。2019年に就任したブケレ氏が摘発を強化。22年3月に非常事態を発令して以来、これまでに7万人以上を逮捕している。
しかし、ターク国連人権高等弁務官は9月、「非常事態の過剰な長さと、これによって生じた大量拘束」に懸念を表明。ブケレ氏の強権的な手法に対して国内外で批判も上がっている。
[時事通信社]
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