うどん用の新品種小麦を初製粉 香川県

香川県は、うどん用に独自開発した小麦「さぬきの夢」の利用拡大を目指し、麺が練りやすくコシの強い新品種を開発し、テスト製粉を行った。2025年度までの新品種の本格的な生産を目指す。
「さぬきの夢」は、県農業試験場がさぬきうどんのために開発したオリジナル品種。県内のうどん店の多くがオーストラリア産を使用する中、地元産の小麦を普及しさぬきうどんのブランドイメージを向上しようと開発を進め、00年に初めて登場した。しかし、現在流通している「さぬきの夢2009」は、味や香りが良いものの、麺が練りづらくコシがやや弱いという課題があった。
県が新たに開発した品種は、たんぱく質を多く含み、麺を作る際に伸ばしやすく切れにくい上、コシも強くなるという。今回、大規模試作した約25トンの小麦を工場で製粉した。県は、2025年度の本格生産、27年度の普及を目指す。
県農政水産部の尾崎英司部長は「県内のうどん店に多く使ってもらえるのではないか」と期待を込めた。【もぎたて便】
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