細田衆院議長が辞任の意向=体調不良で2回入院

自民党出身の細田博之衆院議長(79)は議長を辞任する意向を固めた。複数の党関係者が29日、明らかにした。細田氏は7月に熱中症で東京都内の自宅から救急搬送されて入院。その後に公務に復帰したが、今月7日に再び体調不良を訴えて一時入院した。自民党は後任の調整を急ぐ。
細田氏は衆院島根1区選出で当選11回。官房長官や党幹事長、総務会長など要職を歴任し、2021年11月に衆院議長に就任した。
14年12月から議長に就任するまで、党内最大派閥の清和政策研究会(現安倍派)の会長を務めた。議長就任後、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体の会合に複数回出席していたことが明らかになったほか、週刊文春で女性記者に対するセクハラ疑惑が報じられた。
これらの問題について、細田氏は記者会見など公開の場での説明を避けてきた。野党は説明責任を果たしていないなどと批判。立憲民主党は22年6月に「議長として不適切」として不信任決議案を提出したが、与党の反対多数で否決された。

最新動画
最新ニュース
-
カーター氏夫人の追悼式=バイデン氏ら参列―米
-
フィンランドが対ロ国境閉鎖=越境者流入で全検問所通行不能に
-
NY株、反発
-
対ウクライナ支援の継続確認=中国による威圧警戒―NATO外相会合
-
作業員全41人、17日目に救出=トンネル崩落事故、家族ら歓喜―インド
写真特集
-
【野球】プロ野球の歴代首位打者
-
【男子体操】橋本大輝
-
【野球】阪神タイガース「18年ぶりセ・リーグ優勝」
-
【バスケ】バスケットボール男子「日本代表」
-
【野球】1980年代 「夏の球児」
-
【ラグビー】日本代表〔ラグビーW杯2023〕
-
【サッカー】なでしこジャパン
-
【野球】プロ野球の歴代本塁打王