「岩ガキ礁」移設で食害防げ 鳥取

鳥取県栽培漁業センターは、岩ガキが育つコンクリートブロック「岩ガキ礁」の移設作業を始めた。肉食性の巻き貝による稚貝の食害を回避するのが目的。同県のブランドカキ「夏輝(なつき)」の安定供給を目指す。
9月下旬から10月中旬は、ブロックに岩ガキの稚貝が定着する時期となる。従来、海中の岩盤上にブロックを設置していたが、レイシガイなどの肉食性巻き貝が、定着した稚貝を食い荒らしていた。今回、同センターは実証実験として、食害の原因となる巻き貝の少ない場所に、ブロックを移す。
移設する際はいったん船でブロックを釣り上げて表面を清掃し、新しい稚貝を定着しやすくする。移設後に稚貝が大きく育つかどうかどうかは、来春検証する。今回の移設は県内4カ所で、それぞれ12ブロックずつ実施。来年度も3カ所で行う計画だ。【もぎたて便】
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