2023-09-27 15:42World eye

敗戦に激怒しラケット破壊、韓国テニス選手が謝罪 アジア大会

【杭州AFP=時事】25日に行われた第19回アジア競技大会、テニス男子シングルスの試合に敗れた後、ラケットを破壊した権順宇(韓国)が26日、謝罪文を発表した。≪写真は男子テニスの権順宇≫
 ATPツアー2勝を挙げている世界ランキング112位で、メダル獲得の有力候補とみなされていた権は、25日の2回戦で同634位と格下のカシディット・サムレジ(タイ)に3-6、7-5、4-6で敗れた。
 すると怒った権はラケットを10回近くもコートにたたきつけて破壊し、さらにサムレジが友好的に求めてきた握手を拒否。このときの映像がインターネットで拡散し、母国で大きな非難を浴びていた。
 聯合ニュースによると、権はその後タイ代表の拠点を訪れて謝罪し、謝罪は受け入れられたという。
 さらに大韓体育会は、権による手書きの謝罪文を発表し、その中で権は自身の「軽率な行為」を後悔していると話した。
 「代表チームを応援してくださっている国民の皆さんと、スタジアムのファンの方々に心よりおわびする。申し訳ない」と述べた権は、「サムレジ選手にも再度心よりおわびする。私の失礼な振る舞いに気分を害していてもおかしくなかった」と謝罪すると、「深く後悔しているし、自分の試合後の行為を反省している」と続けた。【翻訳編集AFPBBNews】

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