意地見せた日本女子=全敗でも平野ら健闘―アジア大会・卓球

敵地で挑んだ中国戦。入場の際、日本女子は温かい拍手で迎えられた。これ以上ない盛り上がりとなった一戦で、早田は「今までやってきたこと、自分たちができる技術を出すことができた」。0―3で屈したとはいえ、試合後にうつむく選手はいなかった。
第2試合で平野が意地を見せた。東京五輪女王の陳夢を相手に、バックハンドの打ち合いで優位に立ち、一時は2―1と追い詰めた。最後は力負けしたものの、「楽しんで試合をすることができた」。自身の成長をかみしめるように、プレーの合間にしばしば笑みを浮かべていた。
今月上旬のアジア選手権は渡辺監督が「何もできずに負けた」と言うほどの完敗だった。早田は「今までの経験の中で、中国にここまで競れたのは初めて」と手応えを口にする。
勝負どころで相手に地力の差を見せつけられたのも事実。最終目標のパリ五輪は「健闘」だけでは喜べない。まずは来年2月の世界選手権団体戦までに、今大会の収穫を血肉としたい。 (時事)
[時事通信社]

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