中国恒大の元総裁ら拘束か=捜査拡大、元建て債は未払い
【上海時事】経営再建中の中国不動産開発大手、中国恒大集団の夏海鈞・元総裁と潘大栄・元最高財務責任者(CFO)が中国当局に拘束され、取り調べを受けているもようだ。中国メディアの財新が25日伝えた。子会社幹部らも相次いで拘束されており、経営問題を巡る当局の捜査は拡大している。
今回拘束されたとされる両氏は、不動産管理子会社の不適切な資金流用に関わったとして、2022年7月に辞任していた。中国当局は先に、恒大の富裕層向け資産管理部門の幹部や保険事業の元トップも拘束している。
恒大集団の創業者である許家印会長は現在も執務を続けているもようだ。恒大は24日に子会社の恒大地産集団が当局の調査を受けているため、「新規債券発行の資格を満たせない」と表明。25日には期限を迎えた人民元建て債40億元(約810億円)の元利払いを履行できなかったと発表するなど、危機が一段と深刻化している。
[時事通信社]
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