大栄翔、持ち味発揮=関脇の意地、熱海富士下す―大相撲秋場所

持ち味を存分に発揮した。「よく攻めて、自分の相撲を取れた」と関脇の大栄翔。勢いよく当たり、熱海富士を押し込む。いなされても、全く動じない。圧力を十分にかけてから、引き落としで見事に仕留めた。
6日目に4敗となった今場所。苦しい星勘定だった中、立ち合いでしっかり強く当たることを意識し続け、「徐々に相撲内容が良くなって、乗ってきた」と復調をひしひしと実感。本来の馬力が戻り、6連勝で給金を直した。
大関昇進が懸かっていた7月の名古屋場所は、終盤戦に肋骨(ろっこつ)を痛めた。その影響もあってか、9勝で終わっても、「(昇進は)積み重ねだと思う。しっかり頑張りたい」。悔しさを胸にしまい、心機一転して土俵に上がる。
優勝経験者として、単独トップに立つ返り入幕の21歳に賜杯争いの重圧の中で相撲を取る難しさを見せつけた格好。「あと3日、一番一番、集中して頑張る」。苦楽を味わってきた29歳。無心でぶつかり続ける。
[時事通信社]
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