大谷、右肘を手術=来季打者で復帰へ―「一日でも早く戻る」・米大リーグ

【セントピーターズバーグ(米フロリダ州)時事】米大リーグのエンゼルスは19日、大谷翔平選手がロサンゼルスの病院で右肘の手術を受けたと発表した。手術の詳細は明かしていない。大谷は自身のインスタグラムで「早朝に手術を受け、無事成功しました。一日でも早くグラウンドに戻れるように頑張ります」とコメントした。
当面はリハビリに専念し、経過が順調なら来季は打者としてのみ出場する。投手としての復帰には1年以上を要し、二刀流での出場は2025年以降とみられる。大谷はメジャー1年目を終えた18年10月にも右肘を手術し、20年に投手として復帰。今回が2度目となる。
8月23日に右肘靱帯(じんたい)の損傷が判明し、今季残り試合で登板しないことが決まった。打者としての出場は続けたが、右脇腹の痛みで9月4日以降は欠場し、16日に今季の復帰を断念していた。
大谷は今春、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本の優勝に貢献。エンゼルスでは開幕から投打の二刀流でフル回転した。打者としては欠場前までア・リーグトップの44本塁打を放ってタイトル獲得を確実にしており、打率も3割4厘で初の3割をマーク。投手としては10勝5敗、防御率3.14の成績で、大リーグ史上初となる2年連続の「2桁勝利、2桁本塁打」を記録した。
[時事通信社]
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