パリ代表へ虎視眈々=最年少18歳の川島―バスケット男子

【杭州時事】パリへの道は自らの手で切り開く。バスケットボールのアジア大会男子日本代表最年少の18歳、川島悠翔は「自分のプレーを見せれば、代表入りのチャンスはある。年齢は関係ない」と熱い口調で語り、虎視眈々(たんたん)とパリ五輪代表入りを目指している。
日本代表が来年のパリ五輪出場を決めた先のワールドカップ(W杯)は、富永啓生(米ネブラスカ大)、河村勇輝(横浜BC)の22歳コンビが活躍。年が近い選手の姿に五輪への思いを強くした。「自分がチャンスをつかまないといけない時期はそう遠くないと自覚が芽生えた」
プロフィル上は身長200センチだが、「今は201~202センチはある」という伸び盛りのパワーフォワード。出身地の群馬で過ごした中学時代に全国大会でその名をとどろかせ、福岡大大濠高1年時に主力として全国選手権を制した。2年修了時の今年3月には同校を中退し、オーストラリアのキャンベラにある米プロ協会NBAの育成機関「NBAグローバル・アカデミー」入り。全米大学体育協会(NCAA)1部の大学進学を目指し、キャンベラで高卒資格取得と練習に励む。
年代別の日本代表でもチームをけん引してきた。6、7月のU19(19歳以下)ワールドカップ(W杯)では史上初の8強入りに貢献。その活躍が認められ、ついにA代表に初選出された。
「自分も同じ舞台に立って、歴史をつくりたい。(パリ五輪代表は)狙っている」と川島。コートで暴れ回る準備はできている。
[時事通信社]
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