中立参加のロシア選手優勝=世界レスリング

非五輪階級の男子フリースタイル79キロ級で、アフメド・ウスマノフが個人資格の中立選手として今大会に参加したロシア勢で最初の金メダル。優勝が決まるとこぶしを突き上げ、「ここで誰かに負けるとは思っていなかった」と胸を張った。
ロシアはレスリングの強豪国。表彰式では国旗の掲揚や国歌の演奏はなかったが、「チームに金メダルをもたらしたことが大事」と強調した。ただ、メダリストの集合写真を撮る際には、ロシアからの侵攻を受けるウクライナの選手が応じることなく去り、緊張感が走った。(ベオグラード時事)
[時事通信社]
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