初日から握手拒否=ロシアが2大会ぶり復帰―世界レスリング

【ベオグラード時事】ベオグラードで開催されているレスリングの世界選手権で、ウクライナ侵攻を続けるロシアと同盟国ベラルーシの選手が2大会ぶりに復帰した。大会初日の16日に行われた非五輪階級の男子フリースタイル61キロ級で、ざわつくシーンがあった。
2年前の覇者で個人資格の中立選手(AIN)として出場したロシアのアバスガジ・マゴメドフが、準々決勝でウクライナ選手と対戦。試合後は2人とも握手を交わすそぶりも見せずマットを下りた。ウクライナ選手はコメントせず、勝ったマゴメドフは「悪気はない。こうなることは分かっていた。私たちはいつでも手を開いている」と語った。
レスリングでは試合前後に相手と握手をするのが通例。ある国際審判によると、拒否するとスポーツマンシップに反する行為として失格になる場合もある。日本の関係者によると、今大会については特別な理由がある場合は握手をしなくてもいいと審判会議で決まった。
世界連合は開幕前、エントリーしたロシアとベラルーシの選手と関係者235人を調査。侵攻を支持しているか、軍や国家安全保障機関のメンバーであることから26人を不適格と認定した。
[時事通信社]
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