大谷、復帰希望かなわず=右肘手術決断か―米大リーグ

エンゼルスの大谷は4日の試合前に打撃練習を行った際、右脇腹を負傷。結局これが回復せず、14試合を残して今季終了の発表に至った。
右肘靱帯(じんたい)損傷を抱え、チームも低迷。来季以降を見据えれば残り試合で無理をする理由はなかったかもしれないが、大谷は復帰を目指してきた。ミナシアンGMは「彼は野球が大好きで、いつもプレーしたがっている。最近も自分ができることの全てに取り組んでいた。それだけに残念そうだった」と話す。
7日は打撃ケージでバットを振り、屋外でダッシュ。11日のマリナーズ戦では当初、2番指名打者で先発メンバーに入ったが、打撃練習後に万全ではないと判断した。何とか出場の可能性を探ってきたが、その希望はかなわなかった。本拠地での残り試合はチームと行動を共にする予定だ。
今後は右肘治療の方向性が焦点。来季の出場を目指し、早期に手術に踏み切るとの見方が強まっている。その方式にもよるが、手術を決断すれば来季はほぼ打者に専念する形になるだろう。
大谷はオフにフリーエージェントになるため、新契約への影響にも注目が集まる。6年過ごしたエンゼルスのユニホーム姿が見納めになる可能性もある。ミナシアン氏は「選手として、人として素晴らしく、特別な存在。グラウンドで誰もできないことをやっている。一緒にやってこられてうれしいし、今後もここに長くいてほしい」と述べ、残留を望んだ。(アナハイム時事)
[時事通信社]

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