サモア、磨かれた組織プレー=チリに力の差示す―ラグビーW杯
サモアにとって初戦。プロップのアラアラトア主将が「スロースタートとは言わないが、試合に慣れるまで少し時間がかかった」と振り返ったように、序盤は初勝利を目指すチリの勢いに押された。しかし、すぐに主導権を奪い返した。
12―10の前半終了間際に自陣スクラムから左に展開し、相手の裏へゴロパント。CTBセウテニが拾い、フォローしたFBパイアアウアが左隅へ初トライを決めた。後半開始直後には、ラインアウトを起点に連続攻撃。最後はSHタウマテイネがインゴールへ飛び込む。「走りだしたところに、ちょうどボールが出てきて幸運だった」。計5トライで勝ち点5を確保。力の差を示した。
個々は力強いが、組織プレーにもろさがある。サモアにはそんな弱点があったが、昨年から南半球最高峰リーグのスーパーラグビーに参入した連合チーム「モアナ・パシフィカ」で、多くの選手がレベルの高い試合を経験。この日はセットプレーからチリを崩すなど、戦い方が洗練されてきている。
サモアは日本と3戦目でぶつかる。マプスア監督は「日本はチリ相手にとてもテクニカルだった。イングランド戦を見るのを楽しみにしている」と不敵に言った。(ボルドー時事)
[時事通信社]
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