北朝鮮選手団が杭州入り=開会式に要人派遣か―アジア大会
【北京時事】中国メディアは16日、アジア大会に出場する北朝鮮選手団の一部が開催地の中国・杭州に入ったと報じた。北朝鮮は新型コロナウイルス対策で2020年に国境を封鎖し、21年の東京夏季五輪と22年の北京冬季五輪に不参加。今回、総合的な国際スポーツの祭典に復帰する。
アジア大会は23日に開幕。中国メディアによると、北朝鮮は191人を登録しており、第1陣として選手とコーチ合わせて60人以上が15日夜に杭州の空港に到着した。
北朝鮮は、金正恩朝鮮労働党総書記がロシア極東を訪れてプーチン大統領と会談し、緊密なロ朝関係を誇示したばかり。アジア大会の開会式には要人を派遣して中朝の友好関係をアピールする可能性がある。
[時事通信社]
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