大谷、本拠地でついに復帰?=10試合連続で欠場中―米大リーグ・エンゼルス

【シアトル時事】米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手は13日のマリナーズ戦(シアトル)に出場せず、10試合連続で欠場となった。4日に行った打撃練習で右脇腹に張りが出たのが原因で、軽症とされながら出場しない状態が続く。エンゼルスは休養日を挟み、15日から本拠地アナハイムでタイガースとの3連戦に臨む。
ネビン監督は大谷について、毎日のように「状態は良くなっている。復帰は近い」と繰り返してきた。実際、大谷は7日に打撃ケージでバットを振り、屋外でダッシュも行った。欠場が続いている間も、試合前のクラブハウスでの表情は変わらず明るかった。
11日のマリナーズ戦では当初、2番指名打者で先発メンバーに名を連ねた。だが、打撃練習の後に出場を見送る決断が下った。監督は「彼はまだ100%だと感じなかった。痛みが残っている」と説明。「誰もこんなに長引くと思っていなかった。彼自身も1日か2日くらいだと思っていた」と語った。
8月23日に右肘靱帯(じんたい)損傷が判明した後も、大谷は打者として出場を続けた。「彼は今も試合に出ることを望んでいる」と監督。プレーしたい気持ちと、万全ではないもどかしさの中で揺れた10日間だったようだ。
エンゼルスは残り15試合。現在44本塁打でタイトル獲得をほぼ確実にしている大谷は、今度こそファンの前に元気な姿を見せられるか。休養日明けの試合に注目が集まる。
[時事通信社]
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