サッポロに明治、モスも=ジャニーズ広告見直し、さらに

ジャニーズ事務所創業者の故ジャニー喜多川氏による性加害問題を受け、サッポロホールディングスは13日、同事務所のタレントを今後、広告に起用しないと明らかにした。北海道で放送中の、同事務所グループ会社の松岡昌宏さんが出演しているテレビCMも15日で打ち切る。牛乳の広告に相葉雅紀さんを起用している明治(東京)も、新たなCMなどは展開しない方針を示した。
また、ラウールさんらを起用したCMの放送を13日に開始したモスフードサービスは同日、「所属タレントを起用した広告は速やかに変更する」とのコメントを発表した。不二家は、コンビニエンスストア「セブン―イレブン」で14日に開始予定だった、対象商品の購入で「Snow Man」のクリアファイルがもらえるキャンペーンを中止する。
ジャニーズ事務所が7日の記者会見で性加害を認めて以来、企業が雪崩を打ってタレントの広告起用を見直している。これまでに日本マクドナルド(東京)や日産自動車、アサヒグループホールディングスなどが契約を新たに締結したり、更新したりしない方針を表明。花王のように広告を中止する企業もある。
東京商工リサーチによると、ジャニーズ事務所とそのグループ会社の取引先は直接、間接含め226社で、うち30社は上場企業。また売上高100億円以上が80社と大手企業との取引比率が高い。同事務所との取引継続は少年への性加害を追認しているともみられかねず、「取引の見直しが増加する可能性がある」(商工リサーチ)という。
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