先スペイン期「ワリ文化」の遺跡発見 日・ペルーの考古学者チーム
【リマAFP=時事】日本・ペルー両国の考古学者チームがこのほど、ペルー北部で先スペイン期の遺跡を発見した。遺跡は祖先をまつるための祭祀(さいし)場で、埋葬室や人骨、陶器などが見つかった。≪写真はペルー北部ヘケテペケ渓谷のワリ文化遺跡。文化省提供≫
チームに参加した南山大学の渡部森哉教授はAFPに、首都リマの北約900キロの地点にあるカハマルカ県のヘケテペケ渓谷で、「西暦800~1000年ごろに栄えたワリ文化の遺跡を発見した」と語った。
埋葬室が2か所あり、それぞれ2段構造になっていた。埋葬室の壁には五つずつ穴がうがたれ、中には貝殻や陶器の破片、三脚皿が置かれていた。
渡部教授は「さまざまな起源を持つ多くの人々がこの地に住んでいた。ここは祖先をまつる祭祀場だった」と説明した。【翻訳編集AFPBBNews】
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