2023-08-25 05:30スポーツ

表彰台へいざマイル=日本男子、400の無念晴らせるか―世界陸上

男子400メートルの(写真左から)佐藤風雅、佐藤拳太郎、中島佑気ジョセフ=ブダペスト
男子400メートルの(写真左から)佐藤風雅、佐藤拳太郎、中島佑気ジョセフ=ブダペスト

 【ブダペスト時事】ブダペストで開催中の陸上の世界選手権では、男子1600メートルリレー(予選26日、決勝27日)の日本に初のメダル獲得の期待が懸かる。400メートルでは佐藤拳太郎(富士通)が32年ぶりの日本新記録となる44秒77をマークし、佐藤風雅(ミズノ)、中島佑気ジョセフ(東洋大)も自己ベストを更新。昨年の4位を上回り、個人でいずれも準決勝で敗退した無念を晴らせるか。
 佐藤拳は予選で、高野進が1991年に出した日本記録を0秒01塗り替えた。さらなる好記録を狙った準決勝は44秒99で5着。44秒台を2本そろえても「達成感はない」と断言した。
 自身が出場できなかった前回のマイルリレー4位入賞に刺激を受け、今季は大きな飛躍を遂げた。400メートルで日本選手権11連覇の実績を持つ金丸祐三さんは、2017年の世界選手権で佐藤拳と共にリレーに出場。頼れる28歳を「年々、弱点が克服され、隙のない選手になった」と評価する。
 佐藤風は予選で日本歴代3位の44秒97、準決勝では44秒88までタイムを縮めた。昨年はリレーで1走を担った遅咲きの27歳は「本当に今、楽しい。もっともっと走りたい」と充実期を迎えている。
 今季急成長を遂げた21歳の中島は、準決勝で45秒04をマーク。リレーのみでの代表だった前回はアンカーでメダルを逃しているだけに、「悔しい思いを全てぶつけたい」と意気込みを示した。
 金丸さんは、前方でレースを進められるかがカギになるとみる。2走以降は位置取りも重要で「後ろにつくのが一番ロス。どうしても減速してスピードを上げるのが厳しくなる」と指摘。個々の走力が備わった日本が、先手必勝で悲願に挑む。 
[時事通信社]

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