毒物カレー再審認めず=林死刑囚、2回目の請求―和歌山地裁
和歌山市で1998年に4人が死亡した毒物カレー事件で、殺人罪などで死刑が確定した林真須美死刑囚(61)の2回目となる再審請求について、和歌山地裁が棄却する決定をしていたことが21日、分かった。今年1月31日付。
林死刑囚側は決定を不服として2月、大阪高裁に即時抗告した。
林死刑囚は公判で無罪を主張したが、2009年に死刑が確定した。最初の再審請求は和歌山地裁が17年に退け、大阪高裁も20年に即時抗告を棄却。死刑囚側が特別抗告を取り下げ、21年に再審を認めない決定が確定した。
林死刑囚側は同年に申し立てた2回目の再審請求で、「被害者全員から(カレーに混入したとされる)ヒ素のほか、青酸化合物が検出されたとする鑑定結果があり、第三者による犯行だ」と主張していた。
[時事通信社]
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