強制不妊訴訟、原告側が上告=仙台高裁判決に不服
旧優生保護法に基づき不妊手術を強制されたとして、宮城県の60代と70代の女性2人が国に損害賠償を求めた訴訟で、原告側は9日、控訴を棄却した仙台高裁判決を不服として、最高裁に上告した。
仙台市内で記者会見した原告の飯塚淳子さん(仮名、70代)は「各地の裁判で勝訴が続く中、『今度こそ』と期待していたが願いはかなわなかった。高裁判決はおかしいと訴えたい」と話した。
仙台高裁は1日、旧法を違憲とする一方で、原告2人が提訴した時点で損害賠償請求権が消滅する「除斥期間」が経過していたとして訴えを退けた。
強制不妊を巡る訴訟は全国12の地裁・支部で起こされ、5件の高裁判決のうち4件は国に賠償を命じていた。
[時事通信社]
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