刑法改正案が参院審議入り=性犯罪の規定見直し
性犯罪の規定を見直す刑法改正案などは9日の参院本会議で趣旨説明と質疑を行い、審議入りした。現行の強制・準強制性交等罪を統合し、「不同意性交等罪」に改称。「性交同意年齢」は13歳から16歳へ引き上げ、性的部位の盗撮を処罰する規定も新設する。
斎藤健法相は趣旨説明で「性犯罪は被害者の尊厳を著しく侵害する重大な犯罪で、厳正な対処が必要だ」と強調した。
性犯罪を巡り、現行法は基準が曖昧との指摘があり、改正案は不同意性交の成立要件として、「暴行・脅迫を用いる」「アルコール・薬物を摂取させる」など8項目を例示。被害者が「同意しない意思を形成・表明・全うすること」を困難にして性交などを行った場合、処罰対象とする。
性的部位や下着、性交の様子の盗撮や不特定多数に拡散する行為を罰する規定も新設する。
[時事通信社]
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