東芝、株主にTOB応募推奨=提示価格は妥当、買収成立へ前進
東芝は8日の取締役会で、国内投資ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)率いる企業連合が実施予定のTOB(株式公開買い付け)について、株主に応募を推奨することを決議したと発表した。東芝は3月、JIP陣営が提示した買収価格に疑義を示していたが、「価格は公正・妥当」との判断に転換した。
東芝が応募推奨を表明したことで、買収成立へ大きく前進した形だ。オンラインで記者会見した島田太郎社長は、「安定的な株主基盤を実現するための手段として、JIPの提案が有効だと判断した。長期的に企業価値を高める改革を進める」と強調した。
JIP陣営は東芝を1株当たり4620円、総額約2兆円で買収すると提案しており、早ければ7月下旬にTOBを実施。TOBが成立すれば、東芝は非上場化し、「物言う株主」との対立で混乱した経営の立て直しを図る計画だ。
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