サウジリーグ 「10人以上」のベテランスター選手獲得へ 情報筋
【リヤド(サウジアラビア)AFP=時事】サウジアラビアのサッカー界は、クリスティアーノ・ロナウドを獲得し、リオネル・メッシやカリム・ベンゼマに触手を伸ばしているが、ルカ・モドリッチやウーゴ・ロリスといった有名選手の確保も目指している。契約交渉に近い情報筋が明かした。≪写真はルカ・モドリッチ≫
W杯開催の野望を抱き、厳格なイメージの刷新を目指しているサウジアラビアは「10人以上」のベテラン選手にアプローチしているという。
国内の情報筋と国営テレビのアルイフバリヤによると、前週末に所属クラブで最後の試合を終えたフランス・リーグ1、パリ・サンジェルマンのメッシと、スペイン1部リーグ、レアル・マドリードのベンゼマの契約を取り付けるため、代表団が現地に飛んだという。
匿名を条件に取材に応じた関係筋は、サウジアラビアがその中で「W杯や欧州チャンピオンズリーグを制した多くの選手が来季のサウジリーグに参加できるよう、10人以上の選手と接触している」とし、上記の2人に加えて「セルヒオ・ラモス、アンヘル・ファビアン・ディ・マリア、モドリッチ、ロリス、ヌゴロ・カンテ、ロベルト・フィルミーノ、ジョルディ・アルバ、セルヒオ・ブスケッツ」がリストアップされていると述べた。
オファーは高額なもので、サウジ側は8月11日の新シーズン開幕を前に「ほとんどの契約の成立」を目標にしているという。
リストアップされた選手はキャリアの晩年に差し掛かっているスター選手で、最年少は31歳のフィルミーノとなっている。また、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーとの契約が1年残っているロリスを除いては、全員が今月限りで契約満了を迎える。
情報筋によると、この契約は6200億ドル(約86兆円)以上の資産を持つサウジアラビア政府系基金パブリック・インベストメント・ファンドによって進められているという。
モドリッチやラモス、カンテ、アルバ、ブスケッツは契約締結間近だといわれている。
契約を結んだ選手たちはアル・ヒラル、アル・ナスル、アル・シャバブ、アル・イティハド、アル・アハリの5クラブに振り分けられるという。情報筋は、モドリッチとラモスはロナウドが所属するアル・ナスルに加入し、カンテはアル・イティハドでプレーするだろうと述べた。【翻訳編集AFPBBNews】
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