核軍縮、対中協議に意欲=新START後継議論も―米高官

【ワシントン時事】サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は2日、ワシントンで開かれたシンクタンクの会合で、中国との核軍縮協議に「無条件」で臨む用意があると表明した。2026年2月に期限を迎える新戦略兵器削減条約(新START)の後継枠組みについても、ロシアに協議開始を呼び掛けた。
米国防総省は昨年11月、中国が35年までに約1500発の核弾頭を保有する可能性があるとする分析を公表した。日米などは中国の不透明な核戦力拡大への懸念を深めており、軍備管理交渉への中国の参加を求める声が高まっている。
サリバン氏は、米国が歴史上初めて二つの核大国と対峙(たいじ)する30年代に向け、核戦力を近代化する必要があると強調。競争が紛争に発展することを避けるために米中が対話する必要性を説き、議題の一つとして「戦略核問題」を中国側が取り上げることを望むと語った。

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