防衛省、特定秘密を廃棄=コピー90件、手続き経ず
防衛省が特定秘密保護法で定められた「特定秘密」のコピーを適切な手続きを経ずに廃棄していたことが分かった。2日に公表された参院情報監視審査会の年次報告書で判明した。外部への情報流出はないという。
報告書によると、陸上自衛隊と航空自衛隊の担当者が、特定秘密文書のコピー計約90件を公文書管理法で定められた首相の同意などの適切な手続きを行わず廃棄。防衛省は2022年10月と23年1月に、そうした事実を確認した。
さらに、取り扱いを許可されていないパソコンに特定秘密が保存されていたことが計4件あり、20~23年にそれぞれ発覚した。このうち3件は特定秘密が組織内にメールで送信されていた。
防衛省は22年12月、海上自衛隊で特定秘密が海自OBに漏えいされていたことを公表。衆参両院の情報監視審査会は情報保全体制を改善するよう、浜田靖一防衛相に初の勧告を出していた。
[時事通信社]
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