手応えの80メートル台連発=ディーン、豊富な引き出しも―陸上日本選手権
体調が万全でなくても、今のディーンには勝ち切る強さがある。男子やり投げで80メートル台を連発し、2連覇を達成。「勝負に徹して勝つことができた」と一息ついた。
2日前に喉を痛め、この日も発熱があった。それでも1投目でただ一人の80メートル超え。ファウルとなった4投目に右ふくらはぎをつるアクシデントもあったが、5投目で「助走の歩数を増やして、リズムを使って投げるように切り替えた」。豊富な技術の引き出しで、82メートル65に伸ばした。
昨夏の世界選手権で、2012年ロンドン五輪以来10年ぶりに世界主要大会に出場。筋肉量を増やした上で約3キロ減量して臨んだ今季も好調で、2年連続の世界選手権代表入りに前進した。記録面でも「ベースを85メートルに上げていける可能性を感じるやりが何本かあった」と手応えを口にした。
兵庫・市尼崎高の後輩で、一緒に海外合宿に行った巌優作(筑波大)が今季80メートル台に到達。「立ちはだかって、全体のレベルを上げていきたい」と若手の台頭に発奮する。31歳のベテランは、まだ後進に道を譲る気はない。
[時事通信社]
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