債務上限法案を可決=デフォルト回避へ前進―米下院
【ワシントン時事】米下院は31日夜(日本時間1日午前)、連邦政府の借入限度額である「債務上限」の効力停止に関する超党派の法案を賛成314票、反対117票で可決した。法案は上院に送付された。6月5日にも財政資金が枯渇する恐れがある中、野党共和党が多数派を占める下院を法案が通過したことで、米国のデフォルト(債務不履行)回避に向け大きく前進した。
政権と共和党の協議は、債務上限停止と併せて実施する歳出削減規模を巡って難航。バイデン大統領とマッカーシー下院議長(共和党)は2年間の歳出抑制などで妥協していた。
バイデン氏は可決を受け、「米史上初のデフォルト阻止に向け極めて重要な前進を遂げた」と表明。上院に、速やかな可決を要請した。法案は議会通過後、バイデン氏の署名により成立する。マッカーシー氏は「支出を減らす目的を達成した」と強調した。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
写真特集
-
【野球】阪神タイガース「18年ぶりセ・リーグ優勝」
-
【バスケ】バスケットボール男子「日本代表」
-
【野球】1980年代 「夏の球児」
-
【ラグビー】日本代表〔ラグビーW杯2023〕
-
【サッカー】なでしこジャパン
-
【野球】プロ野球の歴代本塁打王
-
【サッカー】「日本が誇るドリブラー」三笘薫
-
【MLB】吉田正尚(ボストン・レッドソックス)