西武の栗山、打ち直して1号=プロ野球
西武の22年目、栗山が今季1号ソロ。四回、阪神の西勇から右翼ポール際へのファウルを打った後の1球。内角のスライダーをうまくさばき、今度はポールより内側へ運んだ。
39歳の打ち直しの一発は、得点力不足に苦しむチームで8試合ぶりの本塁打となった。「自分としてももちろんうれしいが、(先発の)本田がピンチをしのいで帰ってきたので、その直後に打ててよかった」
入団同期の中村がけがで離脱する中、5月7日以来のスタメン起用に応えた。「おかわり(もう一発)いったろうかと思ったけど」と、盟友の愛称を使って冗談めかしつつ「また勝負できる形をしっかりつくれるように頑張ります」と気合を入れ直した。
[時事通信社]
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