サニブラウン「気を緩めず」=1日から日本選手権―陸上
6月1日に開幕する陸上の日本選手権(大阪・ヤンマースタジアム長居)に出場する有力選手が31日、大阪市内で記者会見した。昨夏の世界選手権の男子100メートルで7位に入賞し、この日に東レとの所属契約を発表したサニブラウン・ハキームは「(日本選手権連覇は)あまり意識はしていないけど、勝ちたい気持ちはある。しっかり気を緩めずいく」と抱負を述べた。
今大会は世界選手権(8月、ブダペスト)の代表選考会を兼ね、参加標準記録(10秒00)をクリアした時点で代表に決まるサニブラウンは「仕上げていく過程で勝手にポンと出る」と自然体を強調。「冬季にいろいろなことをやってきた。その形がしっかり出せれば」と意気込んだ。
本職の男子3000メートル障害で今季2戦目に臨む三浦龍司(順大)は「さらに切れのあるラストスパートをできれば」。女子100メートル障害の日本記録保持者、福部真子(日本建設工業)は「心臓がバクバク。自分の走りをして、3番以内に入りたい」と語った。参加標準記録を突破済みの両選手は、3位以内に入れば代表決定となる。
[時事通信社]
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