猟銃と空気銃、4丁所持許可=狩猟、標的射撃目的で―発砲立てこもり事件の容疑者
長野県中野市で警察官らが殺害された発砲立てこもり事件で、逮捕された青木政憲容疑者(31)が同県公安委員会から猟銃と空気銃計4丁の所持許可を受けていたことが26日、分かった。
県警によると、青木容疑者は2015年1月~19年2月、散弾銃など猟銃3丁、空気銃1丁の所持許可を受けたという。このうち1丁が事件に使われたとみられる。
所持目的は4丁全てが「狩猟」と「標的射撃」だった。谷公一国家公安委員長によると、許可されて以降の更新手続きや、毎年行われる一斉検査で問題があったとの報告は受けていないという。
警察庁などによると、22年の猟銃と空気銃の許可所持者は8万6499人。許可丁数は猟銃が15万728丁、空気銃が2万3405丁だった。いずれも減少傾向にあるが、新規で許可を受ける人の割合は増加傾向にあるという。
銃所持の許可を巡っては、07年に長崎県佐世保市で8人が死傷した散弾銃乱射事件を受け、許可や更新を受ける際に医師の診断書を提出するなど規制が強化された。22年に申請が不許可とされたのは25件、所持許可を取り消された例は41件あった。
[時事通信社]
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