2023-05-08 20:19

「差別許されぬ」を削除=LGBT法、自民が修正案

 自民党は8日、内閣第1部会などの合同会議を開き、LGBTなど性的少数者に対する理解増進法案の議論を続行した。森屋宏部会長らは、党内で反発の根強い「差別は許されない」との文言を削除した修正案を示したが、結論は出なかった。次回は10日に開催する。
 修正案は、超党派議員連盟のまとめた法案がベース。目的を記した第1条から「差別は許されない」を削除する代わりに、基本理念を記した第3条に「不当な差別はあってはならない」と盛り込んだ。
 「性自認」との文言も「性同一性」に置き換えた。「性自認」の意味について、保守派は「自らの認識で性を決定できる」と解釈。社会の混乱を招くと懸念していた。 
 会議後、森屋氏は修正案について「たたき台として提示した」と記者団に説明。その上で「自民党としての方向性は示さなければいけない。最大限努力したい」と述べた。
 法制化に慎重な西田昌司参院議員は、記者団に「だいぶ懸念の文言は修正されたが、そもそも党内で議連案は了承されていない」と主張。一方、超党派議連の岩屋毅会長は「できるだけ(超党派案に)忠実な案が望ましい」と求めた。
[時事通信社]

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