双日社員、営業秘密持ち出しか=同業他社から転職時―警視庁
大手総合商社「双日」の30代の男性社員が別の会社から転職する際、営業秘密を不正に持ち出した疑いがあるとして、警視庁が不正競争防止法違反容疑で捜査を始めたことが25日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、同庁は20日、双日や男性社員の自宅など関係先を家宅捜索。押収物などを詳しく調べている。
男性社員は昨年夏ごろ、別の大手総合商社から双日に転職した。この際、転職前の勤務先の営業秘密に当たるデータを不正に持ち出した疑いが持たれている。
双日は、旧日商岩井と旧ニチメンの経営統合で2004年発足した総合商社。東証プライム上場で、22年3月期の連結売上高は約2兆1000億円に上る。
双日広報部の担当者は、警視庁が家宅捜索に入ったことを認めた上で、「捜査中につき、詳細はお答えできない。捜査には全面的に協力する」とコメントした。
企業の営業秘密漏えいを巡る不正競争防止法違反事件は増加傾向にある。警察庁のまとめでは、昨年全国の警察が検挙した事件数は29件で、過去最多だった。
[時事通信社]
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