米紙記者、スパイ容疑で拘束=ウクライナ侵攻後初か―ロシア

ロシア連邦保安局(FSB)は30日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)モスクワ支局の記者をスパイ容疑で拘束したと発表した。記者は米国籍。FSBは「米政府の利益のために(軍事情報の)スパイ活動を行った」と主張した。
昨年2月のロシアによるウクライナ侵攻開始後、スパイ容疑で外国メディアが摘発されるのは初めてとみられる。侵攻や核軍縮条約を巡って対立する米国をけん制する狙いもあるもようだ。
拘束されたのは、1991年生まれのエバン・ゲルシコビッチ記者。WSJによれば、旧ソ連圏が専門で、米紙ニューヨーク・タイムズの助手を経て英字紙モスクワ・タイムズ、AFP通信の記者を務めた。
FSBは、記者が「ロシアの軍需産業に関する国家機密を収集していた」と発表。中部エカテリンブルクで拘束したと説明した。WSJは「容疑を強く否定するとともに、即時解放を求める」と訴えた。

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