2023-03-29 10:05スポーツ

Rソックスの吉田、最終戦で豪快アーチ=力強く1年目の開幕へ―米大リーグ

 オープン戦最終戦で、レッドソックスの吉田が豪快な2ラン。一回に通算116勝の右腕モートンが投じた速球を中堅右へたたき込んだ。三回の第2打席は四球で出塁。「仕留め切れていないところもあるが、きょうに関してはよかった」と控えめに喜んだ。
 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場したため、練習試合を除けばオープン戦6試合目。前日にWBCから復帰後初安打を放ちながらも「打球が上がってきていない」と課題を挙げていたが、次の試合できっちりと修正した。
 WBCで大会記録となる13打点を稼ぐ活躍で、チーム内での評価も上昇。オープン戦では主に4番を任され、左翼で堅実な守備も披露している。コーラ監督は「打席で何をすべきかを理解している。彼は大丈夫だ」と信頼を深めた。
 移籍1年目のキャンプを力強く締めくくり、30日の本拠地での開幕戦に向かう。「けがなく1年間戦って、ワールドシリーズ優勝というところが最大の目標。最後まで完走したい」と長丁場のシーズンをにらんだ。(フォートマイヤーズ時事)
[時事通信社]

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