畜産・酪農の餌代軽減=物価高対策で新特例―政府
政府は28日、追加の物価高騰対策に盛り込んだ畜産・酪農家支援のため、予備費から965億円の支出を決めた。家畜の餌となる配合飼料はトウモロコシなど原料の不作に加え、ウクライナ危機の影響で価格が高騰。特に、酪農家は牛乳の需要減少にも見舞われ、経営環境が厳しさを増している。このため、生産コストの上昇に対する補填(ほてん)金を増額するとともに、4月以降は飼料高騰が続いても負担を抑える特例措置を導入する。
補填金は、昨年10~12月分に導入した緊急特別対策を継続する。生産コストの削減などに取り組む農家に補填金を上乗せする仕組みを今年1~3月分にも適用。金額を1トン当たり6750円から8500円に引き上げる。飼料メーカーなどの拠出金による基金から支払う従来の補填金が減るため、増額して合計額の減少幅を抑える。
[時事通信社]
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