大阪、「維新政治」巡り第一声から火花=北海道、道政継続の是非争点に―統一選
統一地方選の幕開けとなる9道府県知事選が23日告示された。地域政党「大阪維新の会」と非維新勢力の対決となった大阪では、維新が進めるカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致を巡り、第一声から火花を散らした。与野党対決となった北海道では、道政の継続か刷新かを争点に、現職と新人がそれぞれ支持を呼び掛けた。
大阪では雨が降る中、舌戦がスタート。維新に対抗する政治団体が擁立した新人の谷口真由美氏(48)はJR大阪駅前で第一声を上げ、IR誘致をはじめとする維新の経済政策について、「人の財布を当てにするようだ」と批判した。
共産党が推薦する新人の辰巳孝太郎氏(46)は大阪市のJR天王寺駅前での出発式で、「維新政治で大阪はむちゃくちゃになった」と訴え、IR誘致の中止を主張した。
現職の吉村洋文氏(47)は同市の南海難波駅前で演説し、2025年大阪・関西万博誘致などの実績を強調。他候補の主張について、「IRの反対しかしない。大阪をどう成長させるのかビジョンがない」と指摘した。
北海道では、自民、公明両党が推薦する現職の鈴木直道氏(42)が札幌市の繁華街ススキノで第一声を上げ、「長引くコロナ禍、物価高の厳しい状況で、1秒たりとも空白を空けるわけにはいかない」と道政継続を訴えた。
立憲民主党などが支援する新人の池田真紀氏(50)は北海道庁近くでの第一声で、社会福祉の充実などを主張し「誰一人置いてきぼりにしない」と強調した。
[時事通信社]
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