台湾、ホンジュラスから大使召還=中国との国交樹立協議に反発
【台北、北京時事】台湾外交部(外務省)は23日、中米ホンジュラスのレイナ外相が国交樹立協議のため中国に派遣されたことを受け、駐ホンジュラス大使を「直ちに召還する」と明らかにした。「一つの中国」原則を掲げる中国と国交を結べば台湾との断交は必至で、同部は声明で「強烈な不満」を表明した。
ホンジュラスは台湾と正式な外交関係を持つ14カ国の一つだが、親中派で知られるカストロ大統領は今月、中国との国交樹立をレイナ氏に指示していた。台湾外交部は「長年にわたる援助や協力の成果を無視し、わが政府と人民感情を深刻に傷つけた」と非難した。
中国は強力な経済支援を武器に、台湾と外交関係を結ぶ国々の切り崩しを進めている。レイナ氏は大統領府ホームページで対中国交樹立について「国民の利益になる」と強調した。台湾の中央通信は22日、ホンジュラスが外交関係の維持を望む台湾に対し、約25億ドル(約3300億円)の経済支援を要求していたと報じた。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
マイナ法改正案可決=2日にも成立―参院特別委
-
プロ野球・試合経過
-
「異なる男性の車に女児2人」=再審請求審、目撃者が証言―飯塚事件
-
元プロ野球選手の植村義信さん死去、88歳
-
メディア関係者、殺害される=マルコス政権下3人目―比
写真特集
-
【男子フィギュア】イリア・マリニン
-
【女子フィギュア】島田麻央
-
【ボクシング】那須川天心
-
【サッカー日本代表】森保ジャパン全試合〔2023年〕
-
【野球】日本ハム新球場「エスコンフィールド北海道」
-
【野球】WBC2023「侍ジャパン」ラーズ・ヌートバー
-
【野球】WBC2023「侍ジャパン」
-
【野球】投打「二刀流」大谷翔平〔2023年〕