長射程ミサイルに懸念の声も=石垣駐屯地開設、住民に説明―防衛省
陸上自衛隊駐屯地が開設された沖縄県石垣市で22日、市と防衛省による住民説明会が開かれ、約160人が参加した。防衛省担当者はミサイル部隊の配備が完了したことを報告したが、住民からは長射程のミサイル配備などに関し懸念の声が上がった。
説明会は市が防衛省に求め、2019年2月以来約4年ぶりに開催された。同省担当者は、中国の海洋進出を受け南西諸島の防衛力強化が「極めて重要な課題だ」と強調し、火薬庫などの施設についても説明した。ただ、18日に搬入した弾薬にミサイルが含まれていたかは明らかにしなかった。
住民からは環境面での影響や、反撃能力(敵基地攻撃能力)の手段として長射程ミサイルが配備される可能性を懸念する声が上がった。防衛省側は「具体的な配備先は決まっていない」とする従来の国会答弁の内容を繰り返した。
駐屯地は16日に開設。「事後説明」となったことへの住民の反発は強く、反対派の一部は、開設前の開催や十分な質問時間の確保などの要望が聞き入れられなかったとして、欠席した。
[時事通信社]
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