景気判断維持=米銀破綻で先行き警戒―3月の経済報告
政府は22日、3月の月例経済報告を公表し、景気の全体判断を「一部に弱さが見られるものの、緩やかに持ち直している」に維持した。先行きについては「金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要がある」とし、米国の銀行破綻に端を発した米欧の金融不安に対し警戒感を示した。
海外経済の全体判断も維持した。国別では、中国について上方修正。新型コロナウイルス感染再拡大の影響が和らぎ、生産や消費に持ち直しが見られる。ユーロ圏については、設備投資の回復に一服感が見られるとして下方修正した。
国内の個別項目では、生産の判断を「このところ弱含んでいる」に引き下げた。世界経済の減速により、半導体製造装置などの生産がマイナス傾向となっていることなどが要因という。個人消費は、コロナ禍からのサービス消費回復などを考慮し判断を維持した。
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