ドイツ教育相が訪台=閣僚は26年ぶり、交流強化
【台北、北京時事】ドイツのシュタルクワツィンガー教育・研究相が21日、台湾を訪問した。独閣僚の訪台は1997年以来26年ぶり。台湾外交部(外務省)は同日の記者会見で「台独間の交流が一層緊密になっていることをうれしく思う」と歓迎した。
外交部によると、シュタルクワツィンガー氏は22日まで滞在し、国家科学技術委員会や教育部、デジタル発展部の各トップと会談。半導体やグリーンエネルギー、語学学習など各分野での協力について話し合う。
台湾情勢への懸念が高まる中、欧州各国の要人の訪台が相次ぎ、中国は反発を強めている。25日からはチェコの下院議長が台湾を訪れ、立法院(国会)で演説する。
中国外務省の汪文斌副報道局長は21日の記者会見で、シュタルクワツィンガー氏の訪台に「卑劣な行為への断固とした反対」を表明。ドイツ側に「厳正な抗議と強烈な不満」を伝えたと述べ、「台湾問題を口実とした中国への内政干渉」を直ちにやめるべきだと主張した。
一方、独外務省関係者は21日、ロイター通信に対し、教育相の訪台が「一つの中国」政策に沿ったものだと説明した。
[時事通信社]
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