伊藤、深々とお辞儀=初のフライングで3位―ジャンプ女子
ジャンプ女子初のフライングヒルで3位に入った伊藤は、表彰台で深々とお辞儀した。「五輪金メダルと同じくらい」という夢の舞台。「うれしいとかそういうのではなく、ただただ感謝の気持ち」。涙があふれた。
前日の試技で生まれて初めてフライングヒルを飛んだ後、「想像より何倍も楽しかった」と目を輝かせた。本戦の1回目は200メートルを超えて4位。「240メートルを飛びたかった」という2回目は190メートルにとどまるも、追い風ポイントの加算もあってアルトハウス(ドイツ)を逆転した。
シリーズの1戦でスタートが遅れて失格し、当初はフライングヒルへの出場権がなかった。伊藤の実績と実力を知る各国コーチが嘆願書を提出。選手の署名やSNSでの賛同も大きなうねりとなり、FISが協議の末に伊藤の参戦を認めた。
長年の願いがかない、結果も出した。「また上に上がって飛びたくなる」。この夢には続きがありそうだ。(ビケルスン時事)
[時事通信社]
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