G7外相、北朝鮮を非難=ICBM発射で、中ロけん制も
先進7カ国(G7)の外相は19日、北朝鮮による16日の大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射を「最も強い言葉で非難する」と明記した声明を発表した。
国連では、発射を受けた安全保障理事会緊急会合が20日に開かれる。開催を前に、声明は「一部のメンバーの妨害により安保理が北朝鮮の決議違反に対する行動を取れない。理事国に自らの責務を遂行するよう求める」と中国、ロシアをけん制した。
北朝鮮に対しては、「過去最多の弾道ミサイル発射を通じ、エスカレートさせる行為を強化している」と批判。「完全な、検証可能で不可逆的な方法」による核・ミサイル開発計画の放棄を求め、日本、米国、韓国との対話に応じるよう促した。
[時事通信社]
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