2023-03-18 16:11スポーツ

大谷知るメキシコ=準決勝で日本と対戦―WBC

 【マイアミ時事】第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で17日、メキシコがプエルトリコに勝ち、20日(日本時間21日)の準決勝で日本と対戦することが決まった。優勝候補の強豪を破って初めて4強入り。日本は勢いに乗るチームと顔を合わせる。
 前評判は高くなかったものの、1次リーグC組で2戦目に米国を撃破し、同組をトップ通過。準々決勝では、前回まで2大会連続準優勝のプエルトリコに逆転勝ちした。
 ヒル監督は、大谷が所属するエンゼルスの内野コーチ。日本戦で先発する左腕サンドバルも同僚で、手の内をよく知っている。ヒル監督は「スターを擁する素晴らしいチームだが、相手が優勝候補だからといって恐れたりしない。ただベストを尽くすだけ」と意気込む。
 打線を引っ張るのはレイズの主力アロサレナ。今大会は打率4割7分1厘、9打点と絶好調だ。他にも、元オリックスで、現在はナショナルズのメネセスらパンチ力のある打者がそろう。
 本塁打を放った選手を迎える際には、伝統的なつばの広い帽子「ソンブレロ」をかぶらせて祝福するパフォーマンスも話題に。地理的にも近く、中南米系の住民が多いマイアミでは、ファンの大声援に押された。日本はアウェーの雰囲気の中でのプレーを強いられることになりそうだ。
[時事通信社]

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